インプラントが痛い・グラグラする|インプラントリペア(再治療)という選択肢を知っていますか?

「数年前に別の歯科医院でインプラントを入れたのですが、最近なんとなくグラついている気がして…」
「インプラントの周りが腫れていて、押すと痛い。でも入れた医院は遠くて行きにくい」
こういったご相談で当院にご来院いただく患者様も少なくありません。
インプラントは「一生もの」と言われますが、トラブルが起きることもあります。
そして多くの方が
「他の医院でやったインプラントを別の歯科で診てもらえるのだろうか」と悩んでいます。
当院では、他院で行ったインプラントでも診ることができます。
○インプラントトラブルのサイン-こんな症状は要注意
以下の症状がある場合は、早めに歯科医院を受診することをお勧めします。
• インプラントやその周辺がグラグラする
• 歯茎が腫れている・出血する
• 押すと痛みや違和感がある
• インプラントの被せ物が取れた・欠けた
• 噛み合わせがずれている感じがする
インプラントのトラブルは放置すると急速に悪化します。
特にグラつきや腫れがある場合、骨が吸収されている可能性があり、
そのまま放置すると撤去が必要になるケースもあります。
「様子を見ていた」ことで選択肢が狭まってしまう前に、早めの相談が重要です。
○なぜインプラントにトラブルが起きるのか-主な原因5つ
原因①:術前診断の不足
CTを使わずに平面レントゲンのみで診断した場合、骨の厚さや神経の位置を正確に把握できていないことがあります。「骨が思ったより薄かった」「神経が想定より近かった」という問題が、術後にじわじわと影響することがあります。
原因②:インプラント周囲炎の進行
インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの歯茎や骨に炎症が起きる状態で、天然歯の歯周病に相当します。口腔清掃が不十分だったり、定期メンテナンスをしていなかったりすると徐々に進行し、最終的にはインプラントを支える骨が失われることがあります。
原因③:噛み合わせの問題
インプラントに過度の噛み合わせの力がかかり続けると、人工歯根と骨の結合が弱まる「オッセオインテグレーションの失敗」や、上部構造の破損が起きることがあります。
原因④:使用インプラントメーカーの問題
インプラントには多くのメーカーがあります。品質・信頼性・長期データが不十分なメーカーの製品を使用した場合、早期から問題が起きることがあります。また、廃業したメーカーのインプラントは部品の入手が困難で、修理ができないケースもあります。
原因⑤:術後のメンテナンス不足
インプラントは「天然歯と同様のメンテナンスが必要」なのに、「入れたら終わり」と思われている方が多いです。定期検診をしていないと、小さな問題が気づかないまま拡大してしまいます。
○インプラントリペアで何ができるか-治療の選択肢
①上部構造の修理・交換
インプラントの土台は問題なく、クラウンのみが破損・脱落した場合は、上部構造のみの修理または交換が可能なケースがあります。最も対応しやすい修理です。
②インプラント周囲炎の治療
初期段階であれば専用器具での清掃や薬剤投与で改善しますが、骨が溶けるなどの中等度の段階になると、歯茎を切開して細菌を取り除く外科処置や、失われた骨を再生させる治療が必要になることがあります。
③インプラント体の撤去・再埋入
骨との結合が失われてしまったインプラントは、撤去が必要になる場合があります。
撤去後、骨が回復するのを待って(または骨造成術を行って)、再度インプラントを埋入することができます。
④骨造成との併用
骨が不足している場合、GBR法や自家骨移植などの骨造成術を組み合わせることで、
再度インプラントが可能になるケースがあります。
○他院インプラントの情報提供のお願い
他院で施術を受けた場合、できれば以下の情報をお持ちいただけると、
より正確な診断が可能です。
・使用インプラントメーカー名・製品名(保証書など)
・過去のレントゲン・CT画像データ
・治療完了時期のおおよその目安
○MYデンタルクリニックのインプラントリペアへの取り組み

当院では、他院で行ったインプラントのトラブルなどのお悩みのある患者様も受け入れています。まずCT撮影によって現状を正確に把握し、状態・原因・治療の選択肢をわかりやすくご説明した上で、治療方針を一緒に決めていきます。
"入れた医院じゃないと診られない"というのは思い込みです。
他院のインプラントでも、メーカーを確認した上で対応できることは多くあります。
あきらめる前にまず診させてください!
○最後に-「失敗したまま」で終わらせない
インプラントにトラブルが起きたとき、「もう手遅れかも」「どうしようもないかも」と諦めてしまう方が多いのですが、実際には多くのケースで対処の選択肢があります。
大切なのは、早めに専門的な診断を受けること。
症状が進む前であれば、より多くの選択肢が残されています。
※治療の可否・内容は個人の状態によります。





















